1998年7月6日、香港啓徳機場に代わりオープンしたチェックラップコック新空港。私の啓徳への思いの強さもありますが、客観的に見ても最悪のスタートと言っても過言ではありませんでした。大幅なディレイと行方不明になった荷物、間違いだらけの出発ボード、間に合わなかった大多数の空港内店舗。これでアジアのハブとしての第1印象は最悪なものとなりました。これからどれだけ挽回できるか、そこが正念場でしょう。
空港バス「シティーフライヤー」&空港高速の橋から
「通天巴士」に代わるバスルート。運行間隔は10分となっていましたが、実際には30分に1本程度の運行でした。空港へのアクセスとしては鉄道アクセスのエアポートエクスプレスもありますが、僕のよくステイする油麻地など九龍側からは不便です。
空港エプロンエリア&ターミナル入口
啓徳への思いは消えず。香港とはとても思えない光景です。
ターミナルエントランス&チェックインカウンター
カウンターの数は十分ですが、機能しているカウンターはわずかで大行列となりました。
出発ボード&開港日の取材陣
出発ボードもまともに機能せず、乗客は広いターミナルをさまよいました。乗客だけでなく空港スタッフそのものが混乱し、大半のフライトは2時間以上の遅れとなりました。
出国ゲート&延々と続く動く歩道
動く歩道も大半が動かず、ターミナル内のエアコンもほぼ無機能。乗客は暑さの中長いターミナルを歩いて移動しました。
初日の様子&管制塔
これも香港らしくなくなった代表格。やはりごみごみした啓徳が好きでした。
初日利用証明
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